本体のコンデンサーに充電された直流電力を、10^{-3}〜10^{-1}秒の周期で10^{-6}〜10^{-5}秒の極短時間放電します。 これにより、電極材がワークとの接触部で8,000〜25,000℃に加熱され、加熱された電極材はプラズマ化してワーク表面に冶金的に転移します。 転移した電極材は合金化し、ワーク表面に堆積します。 さらにワーク表面下に拡散・浸透して、高強度で密着した状態を実現します。
歪み、ヒケ、巣、応力などが発生しません。 スパーク時間が極めて短く、インターバルが長いため、十分な熱拡散が行われます。 その結果、処理部に熱が蓄積せず、類を見ない低熱入力を実現しました。
処理後に剥離が発生しません。 電極材はワーク表面に合金化・堆積すると同時に、表面下に根を張ったような強固な拡散層を形成します。これにより、剥離しない高密着のコーティングおよび肉盛を実現します。 また、シールドガス(アルゴンガスなど)を使用することで処理中の酸化を防止し、高品質なコーティング・肉盛を可能にします。
大型ワークも分解せずに、必要な箇所だけを処理できます 装置はポータブルで、現場作業に最適です。必要な箇所にだけ肉盛補修ができ、仕上げ時間を短縮できます。また、予熱・後熱も必要なく、作業効率を大幅に向上させることができます。
コーティング層の厚さや表面粗さを、出力と周波数で調整できるため、イメージ通りの処理が可能です。 肉盛量を 0.1 mm 単位でコントロールできるため、余肉量が少なく、仕上げ時間を短縮できます。 また、各種アプリケーターを使用することで、目的に合った処理が可能です。 処理部が摩耗しても、その上から重ねて処理できます。
超精密・高品質、かつてない肉盛・溶接をレーザーが実現します!従来の溶接では不可能だった精密肉盛溶接が可能に。高性能・低価格を実現した日本製レーザー肉盛・溶接装置です。
ハンドトーチタイプで高出力の溶接が可能です!最強のコストパフォーマンスを実現した〈新型〉ファイバーレーザー肉盛・溶接装置。協働ロボットアーム装着で低コスト抜群の自動溶接ロボットに展開できます。
機械部品、金型の予防保全や肉盛補修のベストソリューションです!EDM(放電加工)の原理を応用し、アーク放電で電極材をワーク表面に移行・堆積させる新コーティング・肉盛装置です。